「やさしさ」ってなにか、考えてみる。

事務局の加藤です。

ぱっと思いついた、いつまでも自分の心の中に残っている歌を紹介します。

Bump of Chicken / ひとりごと (アルバム Orbital Period 収録)

作詞・ボーカルの藤原さんが「やさしさ」の意味について吐露する叙情詩。

(以下、歌詞の要約)


「誰かのために」と思っても結局は自分ごとになってまう。
「やさしさ」を渡そうとしても、自分のためのものしかない
良く思われようとする利己的な自分、エゴばっかり。
そんな偽善を押し売る自分って醜いんじゃないのか。

でもある時、ふと知らぬ間にもらっていた「やさしさ」
近くの人が笑ってくれたおかげで自分も笑えた。
渡そうとしたら渡せなかったのに、
いつの間にかそのカタチが見えてきた。
「やさしさ」って、ひとりのものじゃなく、
誰かとの間にあるもの。
一緒に共有するもの。


まるで深夜を回ったあたり、自分以外誰もいない部屋の、暗い布団の中に潜り込み、物思いの中で展開されるような心の中のストーリー。

だんだんとエモーショナルになる曲展開に心揺さぶられます。

自分の中のエゴを捨てなければ、相手と対等な関係は結ばれない。
対等でなければ、その結果にある「やさしさ」には行き着かない。
歌詞に描かれるような「やさしさ」の実感、僕にはまだ経験がないのかもしれない。
なにか無理難題のように考えてしまいますが、
終盤で歌われる「もう考えなくたっていいや」が広義の解答なのかもしれない。
うーん、とてもシンプルなことなのでしょうか。
すみません、考えを巡らせていたら、頭の中が右往左往してきました。
それでもこれから、本当の「やさしさ」に出会えるように、ティンクでユーザーのみなさんや子どもたちと一緒に過ごす日々、プライベートでも、自分と自分と関わる人と向き合っていきたいと思います。
と音楽を聴きながらの雑感でした。