こんにちは、事務局の渡辺です。
まだまだ猛暑日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、僕たち事務局では、
会社の経理・決算事務をやることがあるのですが、
もうすぐ・・・9月締めでNPO法人アンジェラの決算がやってきます。
また、3月には株式会社ティンクの決算があるため
年に2回は決算事務に追われることになります。
弊社には顧問をしてくれている税理士・行政書士の先生方があるため安心ですが、
この時期はいつもバタバタとしてしまい、
「もっと効率的に事務作業を進めなければ・・・」と反省の連続です。
でも、こういう仕事をやらせてもらえることは
ある意味ありがたいことでもあります。
社会保険や雇用保険の仕組みや、税金のこと・・・
普通に会社員として雇われているだけでは
知らないまま終わってしまうようなお金の仕組みや流れを肌で感じることができます。
どんなに莫大な収益を得ていても、それ以上に莫大な支出をしていて赤字のこともあれば、
決算上は黒字なんだけど、収益が全然なくて黒字倒産・・・なんてこともあり得ます。
経営者の方々にとっては当たり前の話だと思いますが、
お金をたくさん稼いでいるから金持ち!
お金が全然ないから貧乏!
という単純な話ではないのだということを、日々学ばせてもらっています。
お金ってとても不思議ですよね。
固執しすぎると持っていないことが不安になってしまうし、
逆にたくさん持っているからと言って
その人が満たされているかと言えばそういうわけでもないような気がします。
会社だけでなく、人間としてもお金は一種のステータスの様に扱われることがあります。
というか世の中の大部分は、お金によって左右されるのだと思います。
そりゃあお金はないよりあった方が良いし、
少しでもたくさんもらえれば、それだけ自分が認められたような気になる。
だから「もっとお金がもらえるように頑張ろう」と思う。
確かにそれも一つの考え方だと思いますが、
お金ってそもそも何かをした時の「対価」「結果」であって
「目的」ではないのだということを忘れないようにしようと・・・
そんなことを最近思います。
お金をもらうために頑張る、のではなく
目的のために頑張ったら結果的にお金をもらえた
というイメージなのではないかと・・・
だから自分個人としても、会社の人間としても、
お金を目的にするのではなく、
「自分は何がしたいのか?」
「会社の理念ではどうあるべきなのか?」を目的にすれば
おのずと結果はついてくるのかな、と思いました。
ただし、結果がお金となって現れるのは、
もしかしたらずっと先のタイミングかもしれない・・・
今現時点では失敗だと思ったことが、
何年後かに結果として返ってくるかもしれない・・・
今は目に見える形では現れていないけど、
それはもしかしたら今後「形」になっていく何かかもしれない・・・
なかなか目先のことだけに捉われがちですが、
そんな考え方ができれば、もっと日々ワクワクできるのだと思います。
決算事務も、お金のことも、
形として見えている部分だけに捉われていては
本当の本当の本質を・・・
見過ごしてしまうのかもしれません。
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