命を食べること、生かされていること

こんにちは!
事務局の渡辺です。

 

突然ですが僕は生き物が好きです。

いわゆる動物園や水族館にいるような哺乳類・魚類はもちろん
爬虫類・両生類、昆虫やその他の節足動物など、生き物全般に興味があり、
個人的には爬虫類や小動物の飼育やブリードをしています。

 

嫌いな方には受け入れ難いかもしれませんが・・・
彼らの餌は、ほとんどの場合が生きた虫。

時には冷凍のマウスなどを与えることも。

 

生きている命を食べさせるわけですから、業の深い趣味です。

ただこれって人間も例外ではないのではないか?


よく言われることですが、自分たちも牛や豚の肉、魚の肉などを食べています。

自分たちが直接手を下すことはないかもしれませんが、
誰かが代わりに行い、食肉用に加工してくれています。

中にはベジタリアンの方もいるかもしれませんが、
植物もやはり生き物ですので、命を食べているということには変わりないと思っています。

(あくまでも僕の個人的な意見です)

 

他の生き物を食べることはいけないことなのか?
植物なら良くて、動物はだめなのか?
虫は心が痛まないけど、マウスはかわいそう・・・

いろいろな意見があると思いますが、何が良くて何が悪いという話ではなく、きっとそこに答えはないのだと思います。

 

でも、少なくとも一つだけ言えることは、他の命を食べて自分たちは生きているということ。
根本的な意味で「生きる」ということは、他の命を食べるということ。
霞を食べている仙人でもない限り。誰であっても。例外なく。

 

そう考えると、誰もが自然に生かされていて、誰にも何も迷惑もかけずに、
誰とも何とも関わらずに生きている人はいないのだと思いますし、

だから、感謝の気持ちを込めて、

 

「いただきます」

 

と言うのだと思います。

 

人間という世界に生きていると、日々あくせく働き、常識にとらわれ、
細かいことで一喜一憂し、ついつい自分中心で物事を考えがちになりますが、
そもそも自分たちは自然というものの中に生かされているのだという
大きな目で物事を見ることができれば、

もしかしたら・・・

ほんの少しだけでも・・・

心に余裕ができるのかもしれません。

 

誰でも迷惑をかけて生きている、というマイナスのイメージではなく

誰もがみんな生かされている、というプラスのイメージを持って、

この自然の一員

この社会の一員

この会社の一員として・・・

 

さて何ができるだろうか?

 

そんなことを最近考えています。

 

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コメント: 2
  • #1

    かわち (金曜日, 28 7月 2023 07:37)

    いただきます。と言えば自分を許せますか?

  • #2

    キルア (水曜日, 16 8月 2023 20:12)

    人間が捕食される側にいない
    前提の話し
    人間を捕食する生物が現れた時あなたは感謝してたら許せるか?