あげること。もらうこと。

生活介護事業所angel-Aの果歩です。

 

今回は｢あげること｣と｢もらうこと｣に

ついて考えてみました。

 

最近私の祖父が年齢と共に出来ないことが増え、忘れてしまうことも増えました。

 

82歳になれば、きっと｢みんなも同じだろう｣と思うのですが、

｢人に何かをし喜ぶ姿が好き｣な祖父は｢人に何かをしてもらう｣事をとても嫌がります。

最近ではしてもらわないと困るのに、してもらうと怒れてしまう。

という葛藤をしている姿をよく目にします。

 

そんな中、先日私は26歳の誕生日を迎えました。

 

私は誕生日が嫌いです。祝ってもらって

愛してもらうことに心が潰れてしまいます。

 

決して自分が自分ひとりの力で生きていると思ってはいないのですが、

｢何も返せない｣｢愛情を貰いすぎてしまう｣｢してもらった愛情や時間を返せる能力がない｣と思ってしまうのです。

 

きっと祖父も似た気持ちなのかな。と

想像した時に少し怖くなりました。

 

もし、明日、体が動かなくなり

日常的に、目に見て分かりやすく、人の手を借りて生きていかなきゃいけなくなったら、私は私のしている支援や想い、愛情を｢否定｣し｢拒否｣をしてしまうのだろう。と思いました。

 

でもきっと｢してもらう｣｢してあげる｣に

囚われてしまい、相手の心を受け取る準備が

自分にできてないのだと思いました。

 

相手の心を受け取る準備とは？

また、私がしてあげたいと思った時、

相手の心を受け取る準備を伺うためには...？

 

きっと相手と｢共存｣し、相手の｢見えない部分｣を｢想像｣し｢感じる｣ことが

お互いの思いを受け取る1歩なのかと思いました。

 

あなたはいつ相手の心を受け取り

あなたの心を受け取ってもらえましたか？

 

今日もそんな事を思いながらみんなとの

進んでいく時間を過ごしたいと思います。

 

そして毎回blogを書く際

まーぴと話をする中で考えるのですが

 

形のないやり取りをどう感じるか、何を伝えられたかじゃなくて、何を大切にしているのか？それを汲み取ってもらえるような関係性が必要だと思う。でもそれには、形のないものを信じる勇気や忍耐が必要だけどね。僕はよくそれで闇落ちする（笑）

 

とコメントをもらいましたっ笑