地に足をつける


世話になっております!
事務局の渡辺です。

今年は梅雨明けが遅く
気候が安定しない時期が続きますが、
皆様体調など崩されていないでしょうか?
それに加えて新型コロナウイルスも
猛威を振るっており・・・

つい先日愛知県も警戒領域に入った
との会見もあり、まだまだ安心できない
日々が続いています。

前回、僕は4月頭に「はじまり」を
テーマにブログを書きました。
その時に、「いつもと同じ」を繰り返すと
だんだん感覚が麻痺してきて、
「いつもと同じでいられること」
「当たり前に存在するもの」
に対する感謝やありがたみが
なくなってしまうのではないか・・・
そんなことを書いていたと思います。

ですがその時にはまさかこんな生活が
はじまろうとは、世界中が、日本中が、
こんなことになろうとは
想像だにしていませんでした。

今までは気軽に帰っていた実家の静岡にも帰れなくなり・・・
それどころか、仕事や、必要最低限の買い物以外はほとんど自宅で過ごす日々。

何も考えずに出歩いていた頃には、
外に出られない、人と会うことができないことが、こんなに不便だとは思いませんでした。

また、コロナ以外でも実は、
少し前から自分の周りの環境が
ガラッと変わる出来事がありました。

今までならすぐ近くにいた人に頼れたことや、最終確認をしてもらえていたことが、そうではなくなったり。
今までならすぐ近くにいた人に気軽に相談や助言を求めることができたのに、それができなくなったり。

まさに、自分が4月に書いたブログの通り、「当たり前」が「当たり前」ではなくなった日々を過ごしています。
そして、月並みな言い方になってしまいますが、いかに自分が「当たり前」の生活を、「当たり前」に何も考えずに過ごしてきたか、ということに気づかされる毎日です。


今あるもの、今ある環境、今いる人たちは
すべて当たり前じゃなくて、
自分に与えられているということ。

本当に情けないことなのですが、今までは
いろいろなことがおんぶに抱っこで、
自分が自分としての❝1❞の力を
出せていなかったような・・・

そして今はおんぶに抱っこができなくなって、「はじめて」自分の足で立って歩かざるを得なくなったような・・・
そんな感覚で、いろいろなことに対して
気合いが足りなかったと痛感する日々です。

まだまだこの状況の渦中であるため、
今後どうなっていくのか?
自分に何ができるのか?
明確には分かりませんが、少なくとも今、
この「はじめて」の状況と向き合うことが
自分には必要なのだと思っています。

「はじめて」を恐れず。

今あるものへの感謝を忘れず。

そんなことを意識して、
乗り越えていけたらと思います。