18年目からのはじまり


放課後等デイサービス
Happyveryの果歩です。

今回私の「はじまり」は、
昨年倒れたまーぴとのはじまりです!

まーぴと出会ったのは私が小学校3年生(9歳)の時でまーぴは21歳でした。
一緒にご飯を食べるのもお風呂に入るのもゲームをするのも何もかもが、お互い始めてで今思えば、あんなに小さい私に教えるのも伝えるのも大変だったろうなー。と思います。

18年たった今、「感覚」でお互い何となく分かり合え生活してきた事が2020年7月9日まーぴが倒れた日に全てが「はじめて」に戻りました。

新型コロナウイルス流行もあり倒れた直後の白目を向き自発呼吸のしてない状態のまーぴに1分程しか会えず、その時先生からは「あと1日~2日生きていたらいいほうです。覚悟してください」と言われ、不安な夜を過ごしました。その後「どうにか命を繋ごう。」と、いう事で「気管切開手術をします。」「透析をします。」と本人に会えないまま1ヶ月以上たった頃、急に「介助が必要な為、数名は病院に来ても良い」となり、久々に会えたまーぴは「声」がありませんでした。

文字板を使い、目で合図してもらい会話をし、口からご飯を取れず、以前の服は気管切開をした関係で着れず、車椅子に乗れる見込みもまだなく、以前の介助方法とは全く変わりお互い何をどうしたらいいか分からず生活を共にして行けるのか未来が見えず絶望的でした。
そんな中看護師さんや先生・作業療法士さん・家族で何度も食事・着替え・シャワーを試行錯誤...。

今では退院し自宅にて生活をしていますが、以前とは方法も介助人数も変わり「元の生活通り」とはいかず、
○自宅のお風呂に入りたい。
○整髪をしたい。
○口から食事をできるだけとりたい。
まーぴがぽろぽろ零す願い。
きっとまだまだ叶えたい事、やりたい事はたくさんあって、生活をしていくための課題があります。

18年経ち、苦しいきっかけでの「新生活」ではありますが、常に「今」の「お互い」が「良い」と思える生活に向けてこれからも向き合い続けたいと思います🐻💪

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